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コピアイ豊穣の角の伝説;初代ユニコーンは一角に成った乳山羊。

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「角」のある動物。

corun コルヌ 角(尖った、つの、かど、犬など小型の牙(英語ファングFang)、細く長く尖った先端のニュアンス)。

→(英語Capricornカプリコーン、the Goat山羊座。英語cornコーン・とうもろこし)。
conusコーヌス円錐えんすい。語源は「ギリシャ語コーノス松笠」。

→「英語conic:円錐の。英語coneコーン:アイスクリームのコーン、火山の円錐形、植物の球果・松笠・松ぼっくり。」。


北欧のトナカイ。トナカイ牧畜民にとってトナカイのオスの去勢は欠かせない。荷用として少数だけ確保される。
北欧のトナカイ(古ノルド語hreinn.インドヨーロッパ祖語*kroinos角のある獣。→トナカイ英名reindeerレインディア。)の角の落角時期は、オス11月~12月中旬、メス4~6月。オスが落角して角があるメスが冬の保育期に母子優先にさせる。野生のトナカイは好物が苔、越冬のために「若いオスの大群」と「仲のいい雌の女子会→一夫多妻」と「単独」に分かれる。
だが。

capraカペラ小さな雌めす山羊。caperカペル山羊(やぎ)。capellaカペッラ仔山羊。
cannaカンナ葦・葦笛corun 。
caperカペル山羊+expiatioエクスピアーティオー贖罪。→イタリア語capro espiatorioカプロ エスピャトーリョ:贖罪しょくざいの山羊(犠牲、身代わり、生贄いけにえ)。
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confessioコンフェッシオー告白・懺悔。
英語スケープゴートの意訳は責任を転嫁した濡れ衣を被せた無実の山羊を野に放つ習慣。
<strong>英語Categoryカテゴリ(イタリア語categoriaカテゴリーア):無実が晴れた冤罪めんざい</strong>。英語Categoryカテゴリーは分類学、学問上の階級、大分して7段階ある、が身近は「科、属、種」で「同科や同属は交配が可能だ、が・・・同属でも種間雑種では一代雑種が基本」。
・・・ライガーやタイゴン(ティグロン)は園などの特殊化で発生するネコ科ヒョウ属(ライオンと虎)の雑種。・・・ゼブロイドやゾースは人為で発生させるウマ科ウマ属の9種の雑種、主に、シマウマとロバと馬が多い。(馬鹿・・・じゃあ無い。・・・北欧ノース神話のグリフォンと雌馬からグリフィン・・・笑い所が無い。)(シマウマ:ウマ科ウマ属、ロバの系統と近縁、鳴き声もロバに近く、ゆえに「縞模様のロバ」とも呼ぶ、野生では肉食獣を退ける事も多い)(ロバ・うさぎうま兎馬:ウマ科ウマ属、もっとも小型で、力強く長寿で賢く少食)。

Capricornカプリコーン(英語、the Goat)山羊座、語源は「ラテン語のcorun尖った角の、ヤギcapra)、山羊座は「山羊のパーン:アイギパーン」、現在は外れているが「冬至を意味する黄道十二宮の10番目磨羯宮まかつきゅう」。
Capricornusカプリコルヌス(英語カプリコーン):語源は「corun コルヌ :ラテン語のヤギのような角を有する」・・・だがローマ神話の家畜と農耕のファウヌスFaunus、よりかギリシャ語っぽい。歴史的に、稀薄化した死亡説もあるが、健在だ。異名が「ギリシア神話の原初神エロース=全ての」で、娘にガイアなどがいる。(英語の牧神パーンPanパン:平鍋)。

2016-06-20 メモ。
ギリシャ神話のコルヌー・コピアイの伝説(ラテン語Cornu Copiae.ラテン語Amalthea。)起源は紀元前5世紀に遡る。 ゼウスの乳母アマルテイアAmaltheaは乳山羊ヤギと共に保育した。この子離れの贈り物に「角の片方が折れた雌山羊」を捧げた、ゼウスは御礼に「持ち主に望みのものを与える力があったコルヌー・コピアイcornucopia(乳山羊の)豊饒の角」を贈った。(ラテン語Cornu-Copiaeコルヌ・コピア、コルヌー・コピエー:食べ物と豊かさの象徴。豊穣の角、アマルテイアの角、収穫の円錐。)古代神話の宿命で、この角は所有者を転々とする。
挿絵の構図だと「授乳のカップにした角を器にして果実や花を盛る」事が多く・・・通貨の原形神話?とも感じる。また「北欧神話のミミルの泉の角」との習合も考えられる。(コルヌコピアイ伝説が、女神フォルトゥーナ神話の喪失後に混同されたようだが、別々だ。)
諸説あるが、ゼウスは雌山羊と共に星の間を歩き雌山羊をユニコーンに換えた。ぇ!?。もしくは山羊(アマルテイア)は後に山羊座になった。

ラテン語Copiae,コーピアエ,資金と基金→軍隊。→古フランス語→英語コピーcopy複製。ギリシャ神話のコルヌー・コピアイの伝説(ラテン語Cornu Copiae.ラテン語Amalthea。)も参考。

ラテン語copia豊富(=接頭辞cum結合,同伴+ops, opis,能力)、大量、大量の、潤沢、豊富(女性形)。
ラテン語co'piaコーピア豊か。(’アポストロフィは短縮の意味)
ラテン語co-pia→copiarum軍隊の。

ラテン語pius優しい→ラテン語の聖人の男性名Piusピウス(パイアス)。

ラテン語pius優しい→女性形pia。女性名Piaピーア。→イタリア語の女性名pia信仰心の厚い女性。ラテン語pia Mater,優しい母よ→tender mother慈母,深い愛情をもつ母。
医学解剖学用語の軟膜pial:脳および脊髄を包む髄膜のうち、最も内部にある膜。英:pia mater。独:Pia mater, weiche Hirnhaut。仏:pie-mere。
小惑星ピア (614 Pia) は地中海に在ったJohann Nepomuk Kriegerの私設ピア天文台が由来。

++編入++
2016-04-25 追加
「英語toneの変形tune周波数を指定に合わせる。tunerチューナー調子を合わせる人,調律師,波長整調器,同調装置,同調回路」。
「to be out of tune.間が抜ける。」
「英語toneトーン音質・高低・強弱などの音の調子→抑揚,思想や感情の傾向,体調」。
語源は、中期英語tune,tone, ton, toon,←古期フランス語ton,←ラテン語tonus,tone.関連に「ラテン語tenereある状態に保っておく、維持すること」「古代ギリシャ語由来のラテン語tonosトーヌス張る→調音および生理の緊張度」←音調,音,旋法←古代ギリシャ語tonos原義は引っ張ること.teinein引っ張る。
「PIE印欧語根*ten-,広く引っ張る,広く伸ばす」を表す。

「運命の輪の女神フォルトゥナ」と「英語チューナー」のスペルの重なりを・・・気にし・・・た、が言語上は無関係、異源異語。
ただ・・・「タイミング(時を共に使う、運・運命)も実力の内」だし、少々、気にした。
ことわざ「昨日の友は今日の敵(仇)、昨日の敵は今日の友」とは、人の心は変わる人が集まったり離れたりする。という意味。
女神フォーチュナの派生語に、「ラテン語fortuna偶然と幸運,fors偶然」→英語Fortunaフォーテュナ運命,英語フォーチュナーfortuner占師,英語フォーチュンfortune幸運や財産。
女神フォルトゥナ(ローマ神話Fortuna,月や球の上に乗った女性像(球体の中は?リムとか。「正義の車輪」は別物),タロット10.運命の車輪,対応するギリシャ神話は水と富の女神デュケ。水だが雨と風神と関連する。男神イカロスと混同された名残で前髪を巻き付けたヘアスタイルが定番。)
「女神フォルトゥナ運命が移ろいやすい」との逸話に準ずる
カール・オルフ:『カルミナ・ブラーナ(ラテン語Carmina-Burana.モチーフは12世紀の詩集)』
製作は近代のナチス時代のドイツなので、フォルトゥナの表記が「古代ラテン語ならば運命」だが「現在誤訳すると運命の女神」と転び変わり変遷する。
「全世界の支配者なる運命の女神(フォルトゥナ) FORTUNA IMPERATRIX MUNDI」
「おお、運命の女神よ。O Fortuna.」 (このChorus合唱の部分がBGMによく聞く部分)
「O Fortuna, velut Luna    statu.おお運命の女神フォルトゥナ、知るほどに、そぞろ移ろう月、その如く、」
「運命の女神の痛手を。Fortune plango vulnera.」
「Fortuna caeca est.運命は盲目だ(善悪を問わない)」
「Fortes fortuna adjuvat.フォルテース・フォルトゥーナ・アドユウァト.運命は強者(気に成らない強さ;勇敢な者・果敢な者)を助ける。」そして“大胆な振る舞い”で大きな恐怖は隠される。「Audentes fortuna juvat.大胆に振る舞う者たちを運命は助ける。」
「ラテン語adjuvo助ける→adjuvat、動詞juvo→juvatユウァト(ユゥアット,ユワァッツ)助ける」。
女性名詞Fortuna運命その女神。→神格化した英語fortune。
女性名詞Victoria勝利その女神。→神格化した英語victory。
女性名詞Justitiaユースティティア正義その女神。jus (ユース)法律。→神格化。(小惑星269 Justitiaユスティティア)わたくしを!ラテン名で呼んでください!
(Jutornaユートゥルナ井戸と泉の女神、フォルム・ロマーヌムのウェスタ神殿付近の井戸がラクス・ユートゥルナエ。)
ローマ神話の女神たち。?正義の帰還アストラエアは中世の女神アストライアー。


○~~~~~~~~○
(同一スペルの異源異語に「reinforceリーインフォース報奨報酬を与えて強化する、増援軍。語源は、ラテン語fortis強い。」や「現状回復reinstatement。reinstate[rìːɪnstéɪt]リーインステート復職」。がある、発音には注意喚起)
ラテン語retinere引き留める,確保する。→俗ラテン語retina。ラテン語tenere保持する。

英語retain[ritéin](形式的表現)失わないで保有保持する、存続させる維持する、予約金でお抱えにする。rein[réin]レイン、reins手綱、統制統率制御統御の手段,指揮の方法。
draw rein.rein in.rein back.馬の手綱を引いて歩調速度を緩め控えめにする抑制。
rein in.制御する、抑制する、控える。
・・・同一スペルの異源異語・・・

北欧のトナカイは古ノルド語hreinnに由来する。


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