ほぼ字数制限です。
「ラテン語の形容詞語尾-ia:古典語では女性単数と中性複数を同時に表わした」これが後世で“集合物を抽象シンボル化して造語して名付けた名詞、固有名、○○と命名ぐらいのニュアンスで、じつに多くの州名がこの接尾辞を用いる。
○========○
2016-08-14加筆。
勝(=朕+力)(上に向かい上げる力→力で上がる。まさる事、持ち堪える耐える様子)
「朕=渡し船→月+关(上に向かい上げる)、これで、船が遡上する航跡→しるし、あと、兆候・物事の起こり始めの小さな変化→古代中国で帝の一人称。」
勝利した唯一ただ独りは冠婚葬祭の制服を着こなし、喪に服す。
勝者は、いま出来た事を持って明日へ進む、これで往ける明日はもっと善く成れる向上心と出来る事の拡大をさせる意識に、礼儀に伏す。
「金の粒、ガチョウ鵞鳥は黄金を産む。出なければフォアグラに成る;イソップ寓話のDie goldene Gansガチョウと黄金の卵」。
+
勝利そのものは技能、共感覚で出来てしまうと言語も技術より以前の造形、それでも<物理学と客観から設計図>を表現する探求が<出来る>、が、どうやっても切望や憧れで得る事はできない無い、しかし「いぶし銀は努力の賜物、日々の研磨と精進」が与えてくれる。職人として燻銀に成ってください。
銀製品の価値は貴金属加工職人への手間賃つまり加工の経費コストが大部分を占める。
○
ギリシャ神話の女神ネメシス。(アストライアーはネメシスと混同が観られる。)
「ネメシスNemesis義憤:神への無礼者・古代ギリシャ語のヒュブリス驕慢、傲慢、野心;極度に根拠の無い万能感覚「着手しないと大変なことに成っちゃう具体的には判らないけど・・・限度を超えている絶頂からの、社会的地位からの没落や失墜、飛び降り自殺(集団心中)」その恐怖に駆られた<目的と知性と安定思考らを考えて→感じる効果エフィカシー(エフェクト)の感覚>を無効にさせた罪意識を考えた罪悪感覚の無礼者が不安定に立ち<見通しと尊厳>の無い「失敗させる構造で不成立に終わる、そんな運命と共にする事態への諫(いさ)め」を擬人化した有翼の女神。
歴史的背景のある部分では「ネメシスが古代エジプトの家畜ガチョウ(鵞鳥、フォアグラで有名)」になり「ゼウスは白鳥」となり交尾して女神は卵を生んだ。
一応、合鴨と「カモ目カモ科の総称の雁」と鵞鳥は交配が可能。で。白鳥はカモ科の7種の水鳥の総称。だが交配はどうかな。
かつて。
星座にガチョウが描かれていた。夏の大三角の中の「こぎつね座:小狐座Vulpecula、原案は「Vulpecula cum ansere:ガチョウをくわえた小さなキツネ」ただし後世で「Vulpecula et Anser:小さなキツネとガチョウ」とも解釈が付いた。この「子キツネの顎に餌食のガチョウ」がいた、が、現在は固有名「こぎつね座α星(α Vul)Anserアンサー」が残るのみ。19世紀に発案した星座なので子狐も鵞鳥にも神話は無い。天の川の中州で「獲物を得た子狐」が鷲と白鳥のごときハゲワシに狙われる、が、鳥たちを狩り狙う矢座が近くにある。まさに戦の悪循環。
「英語gooseグース、鵞鳥ガチョウ」『マザーグーズ:英国童謡集』だが。
「ラテン語でガチョウおよび雁は、Anserアンサー(アンセル)、ルキダ Lukida」。
(「英語Answerアンサー回答」とAnserアンサーは一文字の違いだが語源は全く違う異語。)
一応、狐というなら「ギリシャ神話の矛盾」の代表で「テーバイ国の脅威、テウメッサの決して捕まらない運命の牝狐」と「絶対に獲物を捕まえる運命の猟犬ライラプス(元はアルテミスの猟犬)」で、秩序に矛盾したので石粒に変えて抹殺。なんとも、詰らない・・・寄り添えば・・・善いじゃん、女狐が甘い罠と求愛で猟犬を誘えば。獲物では無くなった女狐に猟犬は全力疾走で誘われる、結果的に女狐は獲得した構図に終わる。交尾しても繁殖しないが怪物だしな・・・。
また。
ヨーロッパでは「希望や計画を手折る台無しにする」のニュアンスで「ガチョウを料理する」と表現する由来は「狂気王エリック14世が愚か者のガチョウに例えられて町1つを焼失させた歴史」、
これと類似に「イソップ寓話のDie goldene Gansガチョウと黄金の卵」。
ギリシア神話のアルゴス王アドラーストスAdrastosは、女神ネメシス信仰「アドラステイアAdrasteia離れ隠れ遁れる事の出来ない者」の代表。
一部の神話に。
「星乙女アステリアー、妹の慈悲?羞恥のアイドス」とある、が・・・「ギリシャ神話で人間の娘Asteriaアステリアー(アスティアリア)はゼウスから逃れて島名の由来」だよな。
「絶世の美女ヘレネーは、古代地中海で難破してエジプトの保護下に滞在する間に勢力図が一変したため創作の題材に人気者」だが、実母にネメシス、乳母にレーダーと姉妹のアステリアー(起源はギリシャ島に植民した、現在トルコ東部に位置する、小アジアのカーリア地方アナトリア西部の大女神ラーダーで、クレータ島東部の古都ラトにアポローンとアルテミスら三柱で伝わり信仰された。ギリシャ神話では黒衣の女神Letoレートー。ローマ神話ではラートーナLatona。)そして、実父はゼウス、兄に双子座のディオスクーロイなど。
○
女神ネメシスの妹の女神アイドスは表記不明。
(古代ギリシャ語の動詞idein見る→見られるすがた形相のideaイデアおよびエイドスeidos形)
「古語ideaイデア→英語アイディア」。
「古語エイドスeidos形→ギリシャ語エイドーロン実体のない形→幽霊→人に愛させた神の偶像→英語idolアイドル人気者」。
○
2016-08-07加筆。
古代ギリシャ神話の祖神で天空上方の女神アイテール。ただし神話喪失。のちにウラヌスと混同されたためか性別は曖昧。
アリストテレスの仮説にある「四元素を包み円運動する第五元素クィンタ・エッセンチア(現代英名エーテル)」この由来が女神アイテール。
要するに、だ。
「日本神話の一霊四魂」と類似の構造が
「地中海の四元素を包み円運動する第五元素クィンタ・エッセンチア(現代英名エーテル)」
「中国の五行=土行は触媒、火行・水行・風行金・行と合わせて出現する」
「仏教の伝承にある五眼(仏陀の仏眼は四眼を備える)」
と。案外、古今東西、諸所にあるわけよ。
○
ギリシャ神話は初期「混沌→闇→輝く姉妹(みなぎる要素→光と氣。これは地上の空気aerでは無い。)」と派生する。
「ギリシャ語のラテン語読みAitherアイテール」。ただし「th:θ,ティータ,シータ」です、という事は、発音は「女神Aitherアイティール」かも。
(注意喚起、「英語tailテイル,テール」と無関係です。ウラヌスと別神格です。)
Aitherアイテール天空上方の天上祖神:澄み渡り輝く氣、上天の清明な神格、ギリシア神話の神々の王権が成立する以前の原初神の一柱」性別が曖昧ですが「姉妹に昼の女神ヘーメラー」、兄弟にカローン地獄の渡し守、祖はカオス、両親は兄弟婚で父はエレボス幽冥の暗黒と母は黒翼のニュクス夜(黄昏に現れて漆黒の夜を世界に運ぶ二輪の馬車が愛用品、正確な予言の伝達神で、ほぼ死の概念。とっても有名)、母との同居なのに娘の姉妹は神話喪失で性格不明。(ウラヌスとの混同混乱のためか)ガイアとアイテールが結婚した解釈もある。
(注釈。有翼の星乙女アストライアーは、ガイアの息子クロノスの時代に登場します。)
古代「仮説・アリストテレスの天体論」には「ギリシャ神話の原初の女神アイテール→ラテン語quinta essentiaクィンタ・エッセンチア第五の要素、宇宙を満たす媒質、霊妙なる精、四素を内包する円運動(→現代英語エーテル)」と「直線運動で互いを相殺し合う四大元素エレメント、火素、風素、水素、地素」が登場する。
中世の錬金術師たちは「精髄quinta essentia」を抽出で取り出し「金を産む。賢者の石。万能薬」を模索した。が、やれた事は「化学変化」全般で後世に貢献。
古代ローマ人の青への意識。元々、自然界でも・・・
「青染料は長らく製造できず、ラピスラズリなど鉱物由来で高価」だった
「青色素の植物は少ない傾向」ただし
「虫と鳥は日中の飛行で祈題するためか紫外線対策なのか青色素が多い」。
一方で。
全く別物として。「クインテッセンス:宇宙空間で“時間の経過と共に”変化する何らかの力、現代の量子物理学の課題の名称の1つ、ダークエネルギーとファントムエネルギーやダークマターと仮称される研究の対象。」これ・・・「答え、手応え」が無い課題、なので物語が使用しない、お話に成らない。仮説を描くなら研究する物理学者に成ろうよ。
現在の宇宙空間は「斥力の傾向で、膨張する」状態にあり、多少なら幸運になるが、このまま…ならば、物質が相互作用できない引き裂かれ終焉する「宇宙の終焉で」。
かといって「引力の傾向で、集束させてお取り寄せする」状態なら、多少なら絆にもなるが、このまま…ならば、大渋滞の大混戦の潰し合いの共倒れ。
ただ「重力で、存在する己を圧縮させ続けて・・・より小さく、高密度に濃厚な上位の存在へ再構成する」という奥の手もある。
+
ラテン語quintumクイーントゥム,クィントゥム,quintusクウィーントゥス,第五。
ラテン語villaウィッラ別荘。
「古ノルド語fimm数詞5、ゲルマン語系の古高ドイツ語finf(fimf)→中高ドイツ語vunf→現代ドイツ語funf数詞の基数5」→1000年以前の中期英語fifフィーフ→古英語fifフィーフ、fifthフィフス→正統的な綴りのFが無声音thに合わせて転び変わり変遷してv→現代英語の数詞fiveファイブ。
ギリシャ語 penteペンテ、および、五角形pentagonペンタゴン。
サイコロ五の目cinque。
ラテン語quinqueクィーンクェ、quinque-数詞5。→「ラテン語の数学で円図の12分の5(5/12)」→由来は古代ローマ鋳物貨幣asアスの段階の1つが「五点形の印がある12分の5アスas貨幣quincunxクインカンクス=「quinque-数詞5の異形quinc-」+「ラテン語uncia第12の」」がある。
占星術用語で「2つの天体の隔てた座相アスペクト」の名称に、同語源の異語として、「星占術の座相150度:黄道360度の“5”/12(12分の5、意味合いは反転どんでん返し)」および「150度の二等辺三角形(=150度+150度+60度)のヨード」、また、「星占術の座相72度:黄道360度の(1/5)“五分quintileクインタイル”の1」、がある。
イタリア語quintoクィント,quintaクィンタ五番目→女性名詞限定の序数詞、および、劇場舞台の袖。
スペイン語やポルトガル語quintaキンタ第五もしくは別荘。ポルトガル語Quintaキンタ,農園果樹園,荘園→別荘→貴族が所有した広大庭園や森。ワインのワイナリーなどで「キンタ・ドス・ロケス:ロケスさんのブドウ農園,醸造家が自身で所有する農地」となる。
フランス語cinquiemeサンキエーム五番目。
(オランダ語vijfdeファイフデ五番目。)
中世ラテン語quinta essentia→古フランス語quinteessenceと英語quintessenceクインテッセンス(カンテサンス),真髄や精髄。
英語villaヴィラ別荘。
+
人名(混同の区別がつきません、ご了承ください。)
「ラテン語の第五」に由来する「男性名Quintus。この女性形クインタQuinta」。「ラテン語の五番目の子供」「ラテン語の五番目に生まれた娘」「ゲール語の賢者」「ゲール語の筋肉の発達した」「ゲール語cuigiuクイグゥー五番目」「古フランス語の五番目の息子の地所の住人」「古イギリス英語の女王の土地」これらを語源に「男性名クウェンティン,Quentin,Quenten、クィンティンQuintin、クィントンQuinton、クインQuinn,Quin,Cuin、クインシーQuincy,Quincey,短縮形と愛称クインQuin、クインランQuinlan,Quinlan,Quinlyn」など「女性名クインタQuinta」など。
○
注意喚起。
スペルが違う別物な「ローマ神話に由来する土星」と「堕天使サタン」。
「古典ラテン語Luciferルーキフェル=光をもたらす者=lux 光 + fero 運ぶ」(イタリア語Luciferoルチフェロ。英語ルシファー。日本ルシフェル)の語源は、諸説ある。
一つ目、「ギリシア語ポースポロスPhōsphorosヘオースポロス(ラテン語のローマ神話の対応はルーキフェルLucifer:明けの明星(母はティーターン系の巨人の古典ギリシア語のバラ色の暁女神エーオース(夫はアストラオイ))→金星」→「ラテン語lucifer」とする説。
二つ目、「ヘブライ語ヘレル(征服者・バビロニアの専制君主・輝く者)の崩御=明けの明星が落ちた」→ 「ラテン語の明けの明星luciferが落ちた」ここから「キリスト教の解釈で、堕天使」とする説。
三つ目、「ヘブライ語のサタン、シャーターン →ラテン語のSatan、 Satanas魔王サターンを天使ルシファーの堕落前の呼称」とする説。
その他・・・物語&仮定・・・
「ルシフェルを(金星ではない)火星と木星の間、小惑星たちの軌道で、かつて、火星と同程度の惑星が存在した仮定する、仮に惑星ルシファーと呼ぶ」ならば・・・地球の地表から可視光で土星までは目視観察が可能、さらにココは「<strong>H2Oのスノーライン=太陽に近寄れば水蒸気の間欠泉が吹き(彗星の尾のごとく)日射を反射する輝く惑星</strong>=太陽から遠ざかれば氷と岩の惑星」となる、なので「<strong>仮定として。火星と木星の間(小惑星たちの軌道)の惑星ルシファーが崩御した、惑星の死=破壊」があったならば爆発の高エネルギーが尋常でない閃光として、地球にも届いた、と仮定する物語</strong>はギリギリ許される、許容範囲?。
数学と物理学では、無い。うん。
小惑星帯を境界にした「内部は惑星の材料が少ない=地球に衝突する隕石が極端に無い=清掃整理が終わってる」そして「外部は、木星と土星が多くの惑星の材料を引き取り、衛星として保護、所持、している」のです。</p>
神話クロノスの息子殺し;惑星の形成は合体(=共食い?結婚?)なの。</p>
○
サートゥルヌスSaturnus土星(英語Saturnサターン、ギリシャ神話Cronusクロノス)
「アダマスの月鎌:神狩りの神具」は不死の神や怪物でも有効。月鎌:ギリシャ神話の神具(英語ハルパーHarpe)、形が「?っぽい鎌、湾曲したナイフ」でギリシア神話ではクロノス、ヘルメス、英雄ペルセウスらの武器。
アマダスは「炎と再生の神格プロメテウスの牢獄の材料」でもある。ダイヤモンド原石であるアダマスAdamas:語源は諸説ある「ラテン語adamareアモル:愛する」「ギリシャ語adamasアダーマス征服しえない、何事にも屈しない」「lapis adamans:愛する石=磁石の意」。
○
1781年に発見した「天王星、Uranus、語源は天神Ouranos」。
1801年に発見した「小惑星1 Ceresケレス」。
1845年に発見した「小惑星5 Astraeaアストラエア(アストレア)」の由来はギリシャ神話に施錠をした終焉の女神アストライアー。
1846年に発見した「海王星」。
○
小惑星番号1 Ceres ケレス、準惑星ケレスは「火星と木星の間の小惑星帯=H2Oのスノーライン(土星も参照)」では最大の小惑星。「冥王星らの太陽系外縁天体」にはケレス以上の準惑星が多数いる、また太陽の「従来のほぼ水平面」以外の角度の小惑星帯が確認されて3つ目の角度の惑星の仮説もある・・・ケレスらは比較したら小さい準惑星だ、が・・・立派に準惑星です。小惑星セレス(太陽系小惑星帯の筆頭、発見は天王星より早い。ローマ神話の豊穣の大地母神。対応するギリシャ神話はデメーテル)。
占星術上のケレス。
小惑星ケレスの意味は「求道心。養育=保護しつつ育成する、成果を生きて収穫せず主張せず好戦せず対立せずとも生涯従事できる対象」。<font size="5">求道</font>は「きゅうどう=神の道を求める修行」「グドウ=仏道の善なる法を求める修行」から転じて「社会の道理を求める、もしくは、自己の欲求と社会的立場を両立させて存続する」こと。
+
ローマ神話の大地母神セレスは、対応するギリシャ神話はデメテル(デーメーテル)。(ギリシア神話ケーレスは関係が無い。)
多様な語源で、フランス語やスペイン語読みはセレス、英語読みはセレスおよびシーリーズ→シリアルcereal小麦やビール、などの冥界と豊穣の性質だ、が。
ケレス神話は消失して性格は不明。一応。紀元前3世紀末以降のオウィディウス「祭暦」 にローマ帝国は4月12日からの8日間に「4月がヴィーナスの祭ではじまり」「祝祭ケレーアーリア Cerealia が執り行われ」「フロリア祭が花の女神フローラを祝う」そして5月に入る。といった内容がある。これを原型に、中世に流行だった肥満について「暴飲バッコス、暴食ケレス、色欲ヴィーナスの三位一体」や「ケレスをパン、バッコスをワイン、この2つがいないとヴィーナスは凍えてしまう。Without Ceres (bread) and Bacchus (wine) Venus freezes.パンとワインがなければその愛も醒めてしまう」と寓意画家ルーベンス(1615年)の作品が残る。
+
ラテン語alere→派生語たち
<strong>ローマ神話の豊穣の女神ケレース</strong>や女神キュベレーをモデルに→「ラテン語<font size="5">alereアリーア:育てる</font>,ラテン語al-,原義は実り多き母神が食物を与える→養う,扶養する」この基本の意訳は「ケアする、サポートする」→ラテン語almus育てる、慈悲深い、母親のような。→ラテン語altus高い,深い→大きくなる。
+
注意喚起
「PIE語根*al-育つ」には多様な意味がある。
「PIE*al-to-育った」←「ギリシャ語analtos貪欲な、栄養が与えられていない、空腹の」「ラテン語altus原義は高く成長した,高い、深い」「古アイルランドalt(a)e育った」。
「PIE*al-育つ、育てる」←「ギリシャ語aldskein成長する」「ラテン語alere育てる、食べ物を与える」,「黒海クリミア半島ゴート語alan成長する」
+
ラテン語の過去分詞alere育てられた→受け身形と複数形語尾でalere育てられたもの。→「ドイツ語alt。古ドイツ語al-。古語ald育てられた(ゴート語alan。古ノルド語ala)→成長した→年をとった→ドイツ語alt」この同源で「古期英語al-。古英語ald成長した→英語old」。
および
「古高ドイツ語alt年とった、古い。←ゲルマン*aldaz年老いた。←古英eald,古フリジア,古ザクセンald, ゴート*alda」や「古高ドイツ語hari軍団。PIE語根*koro-戦い、軍団」→ドイツ人の男性名アルトハルAltharとルクセンブルク、オーストリアの由緒あるドイツ貴族姓名アルデリングAldering、など。
+
ローマ神話の女神ケレス→ラテン語almus滋養→女性形alma親切な女性。(同スペルが混同されたが女性名は無関係、異源です)
ラテン語alere,育てられた。養い育てる→過去分詞alumnus→複数形alumni、女性形alumna。→里子、男の養子alumnus、養女alumana→育ての母→教え子→母校→「英語alma mater母校,出身校,校歌。→「英語alumni学生、生徒、卒業生、校友。→英語alumni reunion育てられたものの再会→同期会、同窓会。」。
+
シリアル小麦、ほかは、ユリ科ネギ属の植物の総称がアリウムAllium属。
アリウムの由来に「<strong>ラテン語の匂いAlere</strong>」「ラテン語のニンニクhalium,ha-lium」「ケルト語all焼く」など→「古ラテン名Alliumニンニク。→英語ガーリックGarlic」。
チャイブAllium schoenoprasum。
アリウムAllium giganteumは俗称ハナネギ。
食用のニラ、ネギ、ラッキョウ、アサツキ、チャイブ、などの匂いを「<strong>アリシン:強力な匂い物質&強力な殺菌作用</strong>」に化学変化させるのが<strong>アリナーゼ(アリイナーゼAlliinase)</strong>という酵素。にんにくの効果、ほぼこれ。
ニンニク(アリシン、含硫アミノ酸、など)+たんぱく質→テストステロン=筋力UPで疲労回復+糖質の代謝促進=高血糖による障害(脱水、血栓、内臓脂肪の鬱積)を処理して健康促進。
○
「アリーアalere」との関連は一切不明。近似スペルに、植物の「葵Althaea。この語源althaino薬効による治療」。
「アリーアalere」との関連するalma、と同スペルだが異源異語。
(小惑星390 Almaは、由来がウクライナの黒海の支流アルマ川で「クリミア・タタール語でリンゴ」を意味する)。
通称アルマ(ALMA: Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)はチリ・アタカマ砂漠に設置された大型電波望遠鏡。
(ラテン語animaアニマ息をするもの→スペイン語とポルトガル語alma心,魂。→女性名Almaアルマは英語やスペイン語など、発祥は『Faelie Queene』 (16世紀) 。19世紀のドイツ語圏で流行した女性名Almaアルマ)。
○
***中世の女神アストライアー***
アストライアーは後世に連綿と続いた創作物「中世のルネサンス期に生産した女神」らしい。どうやら「古代ギリシャ人の著作ギリシャ神話」でほぼ無く・・・道理で、星座でも諸説あり、神名も人名も一般的に混同が激しい、14世紀の中世ルネッサンス期の詩人らが使い回した流行の題材がアストライアーというか「アストラエア正義の再来か帰還を熱望するフレーズ」らしい。
知名度があるものは「ウェルギリウス:牧歌選集4(Verg.Ecl.4.6)Jam redit et virgo, redeunt Saturnia Regna.(IamもしくはJam)ヤム・レディト・エト・ウィルゴー,レデウント・サートゥルニア・レグナ;今やウィルゴー乙女も戻り、サートゥルヌスの王国(王女?)も戻る。」。
「Saturniaサートゥルヌス,トスカーナ人のサートゥルニア国,現在のイタリア有数の温泉スパ地帯トスカーナ地方サトゥルニア」。「Regnaレグナ王国」。もしくはスペルが違うが「ラテン語rexこの女性形reginaレーギナ女王」だが、はて?。
「ルネッサンス:フランス語Re-naissanceネサンス再生復活;古典も既存も善いが現在の人類の尊厳を再開発する活動」で、代表的時期は「14世紀中頃ペスト流行で壊滅」その後、停滞からの脱却;多様性の再興再建、結果的に、疫学&衛生管理、物理学も発展した。14世紀イタリア発祥でトスカーナ人から注目人物を多く輩出、16世紀までに西欧へ波及。
中世ヨーロッパの宗教観と信仰で伝染病は天体の悪影響と扱った、そうで。
「influenzaインフルエンザ」の語源は影響、「体内に星の光が流れ込むと人の心身に影響を与える;influenza degli stelli.インフルエンツァ・デグリ・ステリ,星の感応力」。
「disasterディザスター災害=否定dis+asterアステル星=悪い星の下」
など。
しかし、だ。
モデルケースを仮定する、ならば。
●「*アストラ」の語源と原型は「古代エジプト」にあり、「古代エジプトとローマ帝国の天文および暦の蜜月」にルネサンスの原型や雰囲気を求めた?
●正義の天秤は「古代エジプト神話の影響(冥界王オシリス、天秤、神官アヌビス)」の影響。
●「ギリシャ神話の末期まで滞在した女神の姉妹はネメシスとアイドス」で。ネメシス信仰との混同を毛嫌いした?
●現在では「ギリシャ神話に施錠をした終焉の乙女、われらが地上の王女アストライアー」と定着。
と、見立てる考える事は出来る。
・・・個人的に<星の女→敬称を付けた星乙女→星の如く輝く;受精卵は揺動の起動>と見立てて「真夏の女神」も担当、なら、「的の端」ぐらいの許容には当たる?(個人の主観は残念断念)。
本題。
言語から。(言語学が手ごわい)
女神アストライアAstraea星の女→星の如く輝く女神、および「天文用語astraea処女宮」および「小惑星5 Astraeaアストラエア(アストレア。語尾-eaはラテン語の女性形に登場らしい。由来は、中世が原産のギリシャ神話で施錠をした終焉の女神アストライアー、創作は15世紀に流行したと仮定して発見が1845年なら定着済み、とわたしは考える)」。
*記号*
「三角状の記号⁂アステリズム」「縦並びの記号⁑ダブルアステ」「*:英語asteriskアスタリスク,アスター(ラテン語読みアステリスク)」。
○
植物の英名China Asterアスターは「キク科カリステフス属の学名Callistephus chinensis;Callistephus美しい冠、和名エゾギク」には近似属にアスター属シオンがある、中国北部の冷涼な乾燥地帯の野生種(原種)は中央に黄色で周りに暗紫色の花びらが並ぶ一重咲きで花径は5cm-6cm、草丈は60cm前後。紫色:恋の勝利・私の愛は他者の愛より深い。花言葉:多様性、忠実、貞節、同感、互いに想う、信じる恋心、心残り、さようなら、結果論、思い出、追憶、心くばり、赤紫色:甘い夢、白色:私に信じさせて下さい、青色:信頼・あなたを信じているけど心配、赤色:変化を好む。
植物の「キク科シオン属の学名Aster amellus(シオンと読みません!アスターと読む)特徴が日本などユーラシア大陸を原産に自生する種」たとえば「紫苑、ラテン語読みの学名Aster tataricus アスター・タタリクス、英名Tartarian aster 、別名に十五夜草」、花言葉:遠方にある人を思う。古今和歌集の「親の墓前にシオン(鬼の醜草)を植え毎日墓参りを日課した子孫」を由来に追憶、君を忘れない。ヨーロッパを中心に「忍耐、優美で繊細、愛の象徴」。
植物の「キク科ミヤマヨメナ属(深山嫁菜)、和名ミヤコワスレ(流刑に伏した順徳天皇が由来;しばしの憩い、しばしの別れ、別離、穏やかさ)、野春菊、東菊、英名Gymnasterジムナスター冠毛がない裸の野菊、紫色と赤紫色、花言葉:また会う日まで、強い意志、短い恋。
○
「ギリシャ神話の人間の娘アステロピアーAsteropiaとAsteriaアステリアー(アスティアリア)」も語源は*と思われる。
女神Astraeaの変形Astreaアストレ,アストリー。→「女性名Astraアストラの変形Astreaアストリア,アストリーア.」と「同スペルの異音の女性名Astraeaアストリーア」と「女性名Asterアスタ」と「女性名Astridアストリッド,アストリド, アーストリーズ,アーストリドの短縮形Astaアスタ」。で、女性名Astridの影響か?「苗字や人名のアスターAstor(たぶん女性人名です)。→ヨーロッパ由来のアメリカの苗字とホテル名Waldorf゠Astoriaウォルドルフ゠アストリア」→?1文字違いの「ノルウェー語の女性名Asvoria(北海付近ユトランド半島の古代チュートン語源らしい)」。
○
「*アスタリスク」と同スペルで異語異語に「英語astringentアストリンゼント」「英語astrideアストラィド。小惑星1128 Astridアストリッド」「英語astrayアストレイ、extravagantイクストラビジェント、extraordinaryの短縮形extraエキストラ」など。
○
男神アストライオスAstraiosは、古代ギリシャ神話のクロノス時代が原産。・・・中世に引っ張り出されて女神転生?。
フランス語の男性名Astrucアストリュック。男性名Asteriusアステリウス。
男性名Astrophel(=astro-星+-phil愛)アストロフィル,アストロフェル,アストラフェル,アストロウフェル。由来の「phil愛する、philein、philos、philo愛好する、(たとえば。植物の学名Gypsophilaカスミソウ属は石灰土を好む性質)」か?な。
植物の「セリ科アストランティア属の学名Astrantia major,総称マスターウォートmasterwort,原産ヨーロッパ、開花は5~9月、花言葉「愛の渇き、賢さと知性、伴侶に良い人が見つかるといいね星に願いを」。
(男性名アスティンAstinはオーガストの変形。つまり異語)。
○
「古代エジプト語でアストは小さな星、および、一番明るい星であるオリオン座の小さな星→王座」の意らしい。
「ペルシア語」にペルシア王妃エステルEster(由来不明、歴史的書籍の王妃。ペルシア語の星の発音はあまりに合わない)」→eがaに変遷→「ギリシャ語astron,astr→ラテン語astrum星→*asterアスター(同スペルでラテン語もある)、astralis→Astralアストラル星のような→a消失→ラテン語stellaステーラ→フランスの紋章学*波光星estoileエトワル。→古期英語steorra→中期英語sterre→英語starスター」。と変遷した説。
「ギリシャ語由来のラテン語asterアステル、astroアストロ、星。アストラastra天および星座。ad astraアド アストラ (意訳)頂いただきへ栄光を獲得する。指小形asteriscus小さな星。→現代ギリシャ語star」。
ラテン語での活用形?となると「ラテン語-ea,-aea,-ea,-eus,-aeus,-eus の女性単数形および中性複数形。ラテン語-e(us;ギ語-eios),-ae(us;ギ語-aios),-e(us)」あたり。
「considerコンシダー熟考する=con共に+ラテン語sidusシドゥス星=星(占星)と共にある=物事を良く考える」。
・・・他言語と類似・・・
「女性名Asaアス」この由来は北欧神話「Scandinavianスカンジナビア半島・北欧の古ノルド語Assアース神族(Asアーサ神族、女性形Asynja、女性複数形Asynju、複数形AEsirエーシル )」もしくは「古北欧語As(特に雷神トール)=古英語Os」→「古北欧語Oscarオスカー、オスカル,オスカール(=Osアース神族+car槍)(古ノルド語car槍→古英語gar、ger→現英語spear槍)」。
(アストミAstomiの由来は口・舌・唇などが欠如した怪物名「ギリシア語で口ナシ=否定辞a+stoma口・小孔」で関係が無い)。
と、ここで。
造語なら「アスト-ライアーで王座の竪琴。ライアー竪琴」だ、が・・・こりゃぁ無理。
さて、
ギリシャ神話にサトゥルヌス(クロノス)時代から存在する「父の星神アストライオスAstraios(Astra-ios)星のような男→星の如く輝くの男性形。ここから「中世が原産の娘のアストライアーAstraea星のような女」→星の如く輝く女性(キリシャ語Astraia→ラテン語表記AstraeaでAstra-ea、異名通名に「神話に施錠をした終焉の女神は有翼の星乙女、中世に生産した地上の王女、英雄と交友する女神、正義の天秤の女主人(刀自とじ)」など。
で。
実の兄弟姉妹に「アネモイ風神たち」がいる。一説に「虹女神イリスとディラエ」(別途)と夫婦や義兄弟。
○
風神アイオロスは、ヘーシオドスには「父は星空神アストライオス、母は暁女神エーオース(ローマ神話の対応は曙女神アウローラ)、アストライアーが実の兄弟姉妹」。だたし作品で随分扱いが違う。
風神アイオロス(アネモイ風神の主人。エオリアン・ハープAeolian Harp音色は、調律にほぼ左右されず、弦の直径とわずかな風速で決まる、構造上で和音を自動的に放出する。)
「古ギリシャ語Anemoiアネモイ風→東西南北の各風,一陣の突風,馬,有翼人間」(ローマ神話の対応はウェンティ「古典ラテン語Venti風」)。
と。
四風神アネモイ。
西風ゼピュロス春のそよ風(古代ギリシャ神話のラテン語表記Zephyrusゼプュルス、対応するローマ神話Favoniusファウォーニウス好意→英語ゼッファーZephyr。一説に虹女神イリスの夫で多様な花の創造神)。なのだが・・・「ラテン語occidoオッキシドー,落ちる,倒れる,沈む,没する,滅びる,死ぬ」→「occidensオッキシデーンス太陽の没する地域→西方」→欧州の西洋オクシデントOccident.形容詞形occidentalisオッキシデンターリス西の」。
南風ノトス晩夏から秋の嵐(ラテン語アウステルAusterは厚雲と霧と湿気のシロッコ=イタリア語scirocco。発生地点はサハラ砂漠→北アフリカでは乾燥した熱風ギブリ→地中海を越え→イタリア南部到達時には高温の湿潤風の時に砂嵐を伴う季節風)。部下のリプスLipsは「アフリクスAfricus=アフリカの風」で船を港(ギリシャやローマから?はて?)から遠ざけてクルーには厳しい。
東風エウロス(異名エウラス,ユーラス。ローマ神話の対応は南東風神Volturnusウォルトゥルヌス)は季節神話が無い、伝説では唯一「壺を逆さまにして水を落とす図」、言語に「ラテン語urere焼く・焼ける,ussi,ustus焼く・焼ける」→「ラテン語uredo害毒・虫害、寄生虫うじの這いずる焼けるような痒み」→「ustio焼く事→火傷」 等の事例で→e-us→「印欧語根eus-焼け焦げ,焦げる様子、1.焦げるadust、2.燃え殻、遺骨ember、3.東風神エウロス,ユーラスと南東風アペリオテス(別途の動詞語根(b)us-.combustionコンバスチャン燃焼も参照)」→「動詞語根us-」。
後世にエウロスと「農民に有益な恵みの雨をいつでももたらす南東のアペリオテスApeliotes(スブソーラーヌスSubsolanus)」が合祀。
北風ボレアース冬および馬や翼のある粗暴な老人。(アクィローAquilo,アクィロン Aquilon,異名セプテントリオ (Septentrio,大熊座七星septem-triones,→英語septentrional北方)。北東風のマエストラーレ(イタリア語maestrale。発生は山越えした隣接地フランスの北西風,南フランスのプロヴァンサル語が由来の「フランス語mistralミストラル,見事な」)。
○
四風神アネモイの北東風のマエストラーレと混同されたディーラエ。
「暴風神アネモイ・テュエライAnemoi-Thyellai嵐,ハルピュイア血統の雄テュエライ」の上司が「台風神テューポーン」。
○
仮設
で「正義アストライアーは死んだ」と「ウラヌスとクロノスの失脚戦争」の時期にゼウスが仕掛けたとする、と・・・後世のゼウス時代に「性質を一部引き継いだ女神たち」と混同していく。など、と見立てる、ことはあり得る。
・・・混同されちゃう女神たち・・・
Lのlaeaの「アフロディテの侍女三女神のアグライアー」や「天使ライラ」や「琴座リラ」たち。
「ローマ神話ユースティティア」。「ギリシャ神話ディケーDike」。「ギリシア神話の星空の女神アステリアAsteria」(ウズラに変身し、後に島に変わった、女性名アスティアリア、男性名アステリウス。両親は「コイオスkoeo悟る男および天球koia」と「ポイベphoibos輝く女・月女神?」。
「ギリシャ語ホーライhorai季節三女神:ギリシャ神話、ゼウスとテミスのホーラ三姉妹。この一柱が真夏の女神(夏季の天門の鍵の管理人)。」ギリシャ神話で「季節ホーライ三女神」の上司らが、季節を巡る「秋の大女神デーメーテール。天門の女主人で主神の正妻ヘレ」。古代ローマにおいて「climaクリマ気候きこう」や「horae時:ニュアンスは月課・日課・時課、暦=季節と農業や治水の世話手間」は・・・クロノスの時流では無い、ゼウスの年中行事。
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○
「聖花はアヤメやアイリス」
「アイリスの、納めた花は虹女神、抜いた葉は剣。ユリの花は騎士。」
Irisイーリス虹女神(ギリシア神話が出身?、英語iris虹彩)は「ユーノー(小惑星、および木星ユピテルの正妻)の伝令役」として天上と地上を結ぶ役割を担う。
「剣葉のSword-leaved」から「花菖蒲は英語Sword-leaved iris.ソード・リーヴドゥ・アイリス:剣のような葉のアイリス」。日本では「剣葉のアヤメ科の花菖蒲しょうぶ」と「武芸を尊ぶ尚武しょうぶ、勝負しょうぶ」を重ねて縁起物に使う。
実は!
「約束の虹女神イーリスとハルピュイアが、実の兄弟姉妹」。(日本神話の「花女神(バナナ)と石女神の伝説」っぽい。花の女神、だけでなく、実の姉らオリハルコンの翼たるディーラエ(ハルピュイア、フリアイ)も交流を!)。
ギリシャ神話が原典とされる「ウーラノスの去勢した出血から生じた復讐の女神たち複数形Erīnysエリーニュス(敬称エウメニデス慈しみの女神たち)は、冥府のエレボス」に所属する。
ラテン語およびローマ人セルウィウスの翻訳にある解釈では「冥界ではエウメニデス、天上ではディーラエ、地上ではフリアエ」とした、また、対応するローマ神話を「ディーラエDirae。および、狂乱フロール→フリアエFuriae→フューリー(英語読みFuryフュリー、Furie)怒り」とした。
・・・わたしの誤認なのか・・・
「地上では掠める者のハルピュイアHarpyia、地獄では怒りのフリアイFuriae、天国ではローマ神話のディーライ(ディラエ)Dirae」と、思い込んでいたのだが、はて?。
・
ディーライ(ディラエ)Diraeは豪華な御姿、その翼はオリハルコン(金の銅。銅の赤橙色と青銅の空色を合わせもつ真鍮?)ディーライ(ディラエ)Dirae、特定の古典に男神というか悪霊で登場、それ以外は性別不明。(わたしは女神か?と気にしたが。)
・・・呼称から察する・・・
「di:男神の単数形」だ。
「raeレイ:頂に立つ山羊の雌メス」?どっちだ性別は?…Rae:レイ、ラエ、ラー、(リー、レー)・・・確定は無い。が、2つほど。
その2.「ラテン語a ray of snshine車の輻(や:車輪を造る放射状の構造物)」→「ray:輻射(ふくしや)線、熱線、光線、放射線」
その1.「ヘブライ語Raeラエ:金星のクレーター名」?→「ギリシャ語かラテン語の鹿や山羊などの雌メス」→「英語の男性名Raeレイ(Ray,Rai)、人名Raederレーダー」などへ。
また人名に、ray→「ドイツ系男性名レイモンドやレイナード」と「英国系レイチェル」ともに愛称は「Rayレイ、Chellieシェリー、Rexレックス、レーモンRamon、ライナーRainer」など。
(男性名レイモンドRaymondレーモンド、レイモン、レモン。「古ドイツ語の立派な保護者」)。
(男性名レイナードRaynard「古ドイツ語の勇敢な人」)。
(女性名 レイチェルRachel。ラクエルRaquel、ラモーナRamona、ロシェルRochelle。「ヘブライ語ラケルRachael小さな子羊、および女性名」の英語形。
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ハルピュイア椋鳥たちは死体愛好家?、自殺死体を閲覧して「気に入らない批評」をつける、お気に入りは収集コレクションに運ぶ、には、手が空いてないから「鳥脚の爪で運ぶ=死体蹴り」ってわけ。
ハルピュイア(英語Harpyハーピー)、黄泉の国・冥府の王ハデスの配下。おそらくクレーテー島のギリシア神話と古代ギリシア語のクレーテー島(ラテン語CretaクレタやカンディアCandia、英語でCandy)が出身?。(速く飛ぶ者オーキュペテー。疾風アエロは別名ニコトエ突風。足の速い者ポダルゲ。黒い女・暗黒の雷雲・恐ろしいケライノー。)叙事詩『イーリアス』やダンテの叙事詩『神曲』では自殺死体を蹴散らかす、老婆の妖鳥。じつは親戚同士のフミリーネームで兄弟従妹がいる、醜悪で臭い羽毛の女、稀に男性もいる、ギリシア神話の「掠(かす)める者、元々は「クレーテー島の嵐や塵旋風つむじ風や竜巻を司る兄弟姉妹の神々。」とも。・・・椋鳥(むくどり。雑食。モーツァルトの愛鳥らしい」を意だが語源は不明・・・
・
フリアイFuriae(英語読みフューリーズ、フューリーfury狂気に近い激怒、英語furorフュアロー大衆が怒りを表現した騒動、熱狂的な流行。)
ラテン語furorフロール、狂乱、激怒、憤怒。英雄的狂乱フロール・ヘロイクスfuror heroicus。「ラテン語のホラーティウス:『書簡詩』(Ep.1.2.62)Ira furor brevis est.イーラ・フロル・ブレウィス・エスト。怒りは短い狂気である。」
(「見通しの無い時の感覚が怒り」だがね「説明を諦めて実行した狂気」とも「意図が読み取れない判らない事への狂気錯乱」なのか。)
フリアイFuriae、冥府のエレボスもしくは地獄タロタロスに棲むハルピュイアたちで「ギリシャ神話では幻のオリハルコン」のニュアンスがある真鍮の翼と爪を持つ。
ローマ神話では「Furiaフリア、フリアイ:親殺しの憤り怒りを司る三女神:アレークトーは無慈悲に止まない者、ティーシポネーは殺戮の血の復讐者、メガイラは嫉妬する闘争者」が指摘にある、また、ギリシャ神話上の系譜にウーラノス(ウラヌス)を去勢した出血から生まれたティーターンに属す姉妹(古代ギリシャ人プラトンも有名だが)。美の女神アフロディテの姉妹に「復讐の三女神の複数形Erinysエリーニュス、エリニュエス、エリューニスは、神々の怒りに触れた者たちを殺さず罪人として地獄へ連行して、責めの手を休め無い、しかし、ギリシャ神話やローマ神話に共通して地獄において非常に好意的女神だったようで;畏敬の念を善意と好意を込めた敬称エウメニス、エウメニデス慈しみの女神たち。慈しみ情け深い女神たち」と呼んだ。
「ソクラテスが活躍する物語」 の著者プラトンは紀元前300年前後の古代ギリシャ人でアリストテレスの師も務めた。で、哲学者プラトン:『饗宴』では、エロスとアフロディテは親子では無い。
エロスの原型はヘーシオドス:『神統記』にカオスの時代から存在した原初神の一柱。
天上の女神アフロディテ(英語Aphroditeアフロダイティ)は、父をウーラノスとする純粋な愛情を象徴する天上の「アプロディーテー・ウーラニアー(ウラニオス):自己の欲求に基づく充足その自己愛」。また古代のアプロディーテーやヴェスタの神殿には庇護の神殿娼婦が存在した。外交港の遊郭ですよ。
父をゼウスとする大衆な肉欲を象徴する俗生の「アプロディーテー・パンデーモス(パンデモス)」他者ありきの「行いと通貨と行き違いの苦痛」。社会のエロス。
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「後期ラテン語rabiemラビエム怒りを,rabiaラビア,rabiesラビエース狂乱や激怒や狂気,rabere激怒する,rabidus狂乱・怒り狂った。」ラテン語rabieラビエ→rayeライイェ→現代英語レイヂェrage手に負えない激怒の発作.(現代フランス語rageラージュ)「rabiesレイビーズ狂犬病」「the rage非常に人気者.all the rage大流行」。
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